福島県郡山市にある新聞販売店 郡山北部ニュースセンター (福島民報、毎日、日経、産経新聞)

2025年

生成AIに触れて

5月20日

みなさんもチャットGPTという言葉は聞いたことがあると思います。チャットGPTを筆頭に、生成AIはここ数年で爆発的な進化を遂げており、今後、人々の生活になくてはならないモノになっていくのは間違いありません。生成AIと一言に言っても、オープンAIのチャットGPT、X(旧ツイッター)のGrok、GoogleのGemini、それ以外にもたくさんの生成AIがあります。これらのAIは人間と一緒で、得意、不得意があり、絵が得意なAI、文章をまとめるのが得意なAI、音楽を作るのが得意なAIなど、用途に合わせて使いこなせば、さまざまな分野で活躍することでしょう。また、その分野が苦手な人間でも、専門AIの補助を受ける事により新たな発想が生まれ業界の更なる発展が期待されます。ただ、AIに依存しすぎる事は、自分で考え答えを求めるということを放棄する事に繋がるので、過度な依存は危険だと私は感じました。結局は使う人間の技量次第だと思いますね。補助要員として使う分にはとても便利であり、これからは生成AIが使えて当たり前になっていくでしょう。まずは、触ってみる事です。
AIで改変した弊社マスコットキャラのミコトちゃん

刀剣に魅せられて10

2025年5月14日

最近は朝晩が寒かったり、日中はすごく暑かったりと極端な日が続きます。「昭和~平成の日本とは気候が変わったな」と感じる今日この頃、こう一日の中で寒暖差があると体調管理には特に気を付けないとなりません。
さて、本日は久しぶりに刀のお話
この脇差を手に入れたのは昨年になるのですが、とある刀剣商から購入した逸品です。

初代村正作の脇差 

この一振りは、室町時代後期の名工として知られる初代・村正による脇差です。村正は伊勢国桑名を拠点とし、妖刀伝説でも名高い刀匠ですが、その実力は言うまでもなく、現代にまで高く評価されています。

刀身は平造り。反りは浅めで、姿は引き締まっており、実戦を想定した実用性を備えた設計となっています。
刃文は控えめな湾たれで、静かな中にも気品が漂います。派手さを抑えつつも、目を凝らせば見る者を引き込むような柔らかな揺らぎが現れ、まさに“斬れる美”を体現するかのようです。
地鉄は板目肌でよく詰み、鍛えの良さがうかがえる鍛造となっています。重厚かつ緻密な鍛冶技術が如実に表れています。

拵えは時代物の黒漆塗鞘に、黒糸巻柄が組み合わされ、戦国の気配を残すような落ち着いた風合い。刀身に少し錆が出ておりますが保存状態も良好です。惜しむべきはやはり村正、銘がありません。ただ今回の村正は、日本美術刀保存協会の鑑定書付き(この鑑定書があれば間違いない)です。

この脇差は、単なる古刀に留まらず、村正の技と精神が凝縮された作品であり、美術的価値と武具としての実用性を兼ね備えた一振りです。
歴史を感じさせる風貌と確かな技術に裏打ちされたこの刀は、まさに心を打つ逸品といえるでしょう。

また、素晴らしい品を手に入れてしまった。

拵えに収まった村正
時代モノの拵え
タナゴ腹の茎
控えめな湾れ

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