刀剣に魅せられて 2
2023年6月6日
日本刀を探すと必ず目にする 備前長船(びぜんおさふね)という刀があります。
備前長船というのは備前の国(現在の岡山県)で活躍した刀工の流派です。備前国はとても良質な砂鉄が取れる地域で、刀鍛冶の環境にとても恵まれていました。
日本が戦国時代に突入すると日本刀の需要が高まり、備前長船は日本刀の一大生産地として日本刀の数打ち物(質の劣る刀)を量産しました。同時に注文打ち(オーダーメイド)も行い質の高い刀も打っていたそうです。有名刀工も多々おり様々な銘の備前長船があります。現在でも現存する刀は多く、刀によっては比較的安価に見つける事が出来ます。
そんな活気のあった備前長船ですが、大洪水と山津波により一族のほとんどがいなくなってしまいそのまま衰退しました。これだけ大規模な刀工集団ですから、もし衰退していなければ、刀の製法知識、打たれるはずだった刀など後世に残るものは多かったでしょう。しかし、幸いなことに現在でも備前長船を受け継いで、刀を打ち続ける刀工がおられるようで奉納刀や注文打ちの刀を打っているそうです。
(参考 刀剣ワールド様 説明間違ってたらゴメンナサイ)
備前長船
是非とも
欲しい・・・
というわけで、衝動を抑えられず今回もヤフオクで買っちゃいました。
銘は「備前長船 法光」
刃の長さは59.1cm、60cm(2尺)を超えないので脇差に分類されるようですが、目釘穴が2つあります。(目釘穴が多いほどたくさんの人の手に渡った証)元は2尺以上あったのを当時の所有者が自分に合うよう摺り上げして短くしたようです。なので脇差というよりほぼ刀・・・
村正と違い、刀身が細く反りがあって洗練されたデザインです。刃文も美しい
未鑑定の為、真偽不明です。法光という刀工は初代が南北朝時代から存在するそうですが、この刀を何代目 法光が打ったのかはわかりません。法光の情報もあまりないので・・・ただ素人目で見ても素晴らしいと思える逸品です。
もうすぐ梅雨入りなので錆びないように気を付けないと・・・
いい刀に出会えたなぁ
日本刀を探すと必ず目にする 備前長船(びぜんおさふね)という刀があります。
備前長船というのは備前の国(現在の岡山県)で活躍した刀工の流派です。備前国はとても良質な砂鉄が取れる地域で、刀鍛冶の環境にとても恵まれていました。
日本が戦国時代に突入すると日本刀の需要が高まり、備前長船は日本刀の一大生産地として日本刀の数打ち物(質の劣る刀)を量産しました。同時に注文打ち(オーダーメイド)も行い質の高い刀も打っていたそうです。有名刀工も多々おり様々な銘の備前長船があります。現在でも現存する刀は多く、刀によっては比較的安価に見つける事が出来ます。
そんな活気のあった備前長船ですが、大洪水と山津波により一族のほとんどがいなくなってしまいそのまま衰退しました。これだけ大規模な刀工集団ですから、もし衰退していなければ、刀の製法知識、打たれるはずだった刀など後世に残るものは多かったでしょう。しかし、幸いなことに現在でも備前長船を受け継いで、刀を打ち続ける刀工がおられるようで奉納刀や注文打ちの刀を打っているそうです。
(参考 刀剣ワールド様 説明間違ってたらゴメンナサイ)
備前長船
是非とも
欲しい・・・
というわけで、衝動を抑えられず今回もヤフオクで買っちゃいました。
銘は「備前長船 法光」
刃の長さは59.1cm、60cm(2尺)を超えないので脇差に分類されるようですが、目釘穴が2つあります。(目釘穴が多いほどたくさんの人の手に渡った証)元は2尺以上あったのを当時の所有者が自分に合うよう摺り上げして短くしたようです。なので脇差というよりほぼ刀・・・
村正と違い、刀身が細く反りがあって洗練されたデザインです。刃文も美しい
未鑑定の為、真偽不明です。法光という刀工は初代が南北朝時代から存在するそうですが、この刀を何代目 法光が打ったのかはわかりません。法光の情報もあまりないので・・・ただ素人目で見ても素晴らしいと思える逸品です。
もうすぐ梅雨入りなので錆びないように気を付けないと・・・
いい刀に出会えたなぁ