刀剣に魅せられて9
ヤフ〇クはなるべく見ないようにしていたのです・・・
しかし、会津兼定(脇差)を発見!!次の瞬間には入札、落札してました・・・何やってんだろう・・・
兼定
発祥は美濃の国(岐阜県関市)で、関兼定は美濃の名匠
二代目の和泉守兼定は特に腕が良く、通称之定(のさだ)と呼ばれる。同時代に同じ地域で活動していた孫六兼元(関孫六とも呼ばれ 現在、その名は包丁のブランドとして有名)と共に最上大業物(切れ味により業物、良業物、大業物、最上大業物の4段階で評価される)として評価されていた。有名武将では柴田勝家や明智光秀が帯刀していたらしい・・・
1556年には、会津を治めた戦国大名の要請に応じて会津に移住した刀工も居り、その業は明治期まで継承された。会津に移住した刀匠の刀は会津兼定と呼ばれ十一代目は特に腕がよかった。(和泉守兼定の銘を切るという事は二代目一族が会津に移ったのかな?)
説明間違ってたらごめんなさい
今回紹介する脇差は会津兼定何年ぶりかの会津(福島)への里帰りです。
帯刀していた有名人は、新選組副長の土方歳三 会津藩主・松平容保から下賜されたと伝えられており、映画上映中のコ〇ンでも冒頭で和泉守兼定の名が登場します。(作品はあまり観てないけど面白かった)
残念ながら銘の正真を保証するものはありませんが、素人目で見ても「おお・・・」と言葉を失う逸品です。地金は言わずもがな刃紋も見事にくっきりしていて刀身は無駄が無く姿形も美しい・・・鉄ってこんなに綺麗なんだなぁと驚くとともに、新々刀だけあって砥ぎ減りもなく健康的な刀身です。拵えに入っていれば衝撃はこんなもんじゃなかったですね。今回の脇差は樋(刀身を軽くするために入れたとも、刺した後に抜きやすくするために入れたとも言われている)という彫りが入っているので、油もしっかり塗らなくては・・・
間もなく梅雨も明ける・・・錆びないように気を付けないといけないな