福島県郡山市にある新聞販売店 郡山北部ニュースセンター (福島民報、毎日、日経、産経新聞)

2024年

刀剣に魅せられて9

2024年7月13日

ヤフ〇クはなるべく見ないようにしていたのです・・・
しかし、会津兼定(脇差)を発見!!次の瞬間には入札、落札してました・・・何やってんだろう・・・

兼定
発祥は美濃の国(岐阜県関市)で、関兼定は美濃の名匠
二代目の和泉守兼定は特に腕が良く、通称之定(のさだ)と呼ばれる。
同時代に同じ地域で活動していた孫六兼元(関孫六とも呼ばれ 現在、その名は包丁のブランドとして有名)と共に最上大業物(切れ味により業物、良業物、大業物、最上大業物の4段階で評価される)として評価されていた。有名武将では柴田勝家や明智光秀が帯刀していたらしい・・・
1556年には、会津を治めた戦国大名の要請に応じて会津に移住した刀工も居り、その業は明治期まで継承された。会津に移住した刀匠の刀は会津兼定と呼ばれ十一代目は特に腕がよかった。(和泉守兼定の銘を切るという事は二代目一族が会津に移ったのかな?)
説明間違ってたらごめんなさい

今回紹介する脇差は会津兼定何年ぶりかの会津(福島)への里帰りです。
帯刀していた有名人は、新選組副長の土方歳三 会津藩主・松平容保から下賜されたと伝えられており、映画上映中のコ〇ンでも冒頭で和泉守兼定の名が登場します。(作品はあまり観てないけど面白かった)

残念ながら銘の正真を保証するものはありませんが、素人目で見ても「おお・・・」と言葉を失う逸品です。地金は言わずもがな刃紋も見事にくっきりしていて刀身は無駄が無く姿形も美しい・・・鉄ってこんなに綺麗なんだなぁと驚くとともに、新々刀だけあって砥ぎ減りもなく健康的な刀身です。拵えに入っていれば衝撃はこんなもんじゃなかったですね。今回の脇差は樋(刀身を軽くするために入れたとも、刺した後に抜きやすくするために入れたとも言われている)という彫りが入っているので、油もしっかり塗らなくては・・・
間もなく梅雨も明ける・・・錆びないように気を付けないといけないな
刀身の撮影はなかなか難しいけど、この刀はくっきりしすぎて撮影しやすい
前所有者曰く、十一代会津兼定として伝えられてきたらしい・・・
離して撮影しても刃紋がくっきり
和泉守兼定作の銘

刀剣に魅せられて8

2024年7月7日

前回砥いだ脇差し・・・
あのままにして置くのは気が引けたので、さっそくリベンジしました。前よりは良くなったかな?
今度は刃文も描けました。
ただ細かい砥ぎ跡が消えないなぁ・・・
曇りも晴れて地が鏡面になりました。

刀剣に魅せられて7

2024年6月20日

暇を見つけては砥ぎ続けとりあえず磨きまで終了・・・
全体的な反省は、ポツポツの錆が取れなかったのと、改正砥ぎ跡が完全に取れてなかった。(砥ぐ方向は砥ぎ石によって決まりがある為、どの行程で残った跡かが分かる)
それと、内曇りの石が高いため、天然石のクズ石詰め合わせセットで代用したのだが適当な石が手に入らず、代用の石が合っていなかったのか内曇りの時点で地が白く曇りすぎてしまったのと、天然石は扱いが難しく刀身にキズが入ってしまった。(コレが一番の問題だった)
刃艶と地艶、刃取りは、前工程で刀身が白くなってしまったので
微妙な出来に( ^ω^)・・・
拭いは刀身が全体的に黒くなったのでよかったかな。
磨きは鏡面になった箇所もあるが、キズのある箇所と錆の部分は綺麗にならず・・・(錆があまりに深すぎて、ここだけ荒砥を掛け過ぎるとバランスが崩れる・・・これ以上はムリ)
ナルメは・・・やる意味ないかな・・・
技術の問題は勿論、道具が無ければ問題外・・・厳しい結果でした。

ただ、時間を忘れ無心で砥いでいる時はとても気が晴れる気分でした。いつか、またリベンジしたいですね。
因みに、今回の経験で包丁を研げるようになりました。
下地処理まで終了・・・地が曇りすぎ
拭いをすることで、刀身が黒くなる。
磨きまで完了

刀剣に魅せられて6

2024年6月6日

今年は、コロナによる制限がなくなり以前以上に外へ出る機会が増えた気がします。業界も相次ぐ物価高により苦境に立たされている状況で、なかなか心の休まる時がないそんな毎日を過ごしております。

実は、以前からやりたいと考えていた事をついに実行に移しました。それは、刀を自分で砥ぐ事・・・
勿論、素人が歴史ある美術品に手を加えるのは愚かな行為とは思います。なので、「錆び身で、刃が砥ぎ減りしていて残っていない無銘の刀身」をヤフオクで手に入れ作業をする事にしました。
ちなみに、砥ぎ師に依頼すると1寸(3cm)3000円~5000円10000円越え(なんで5000円とか書いたんだろ?試斬研磨、普通研磨、上砥ぎ、最上砥ぎなど仕上げ方にもよります。)が相場との事です。おいそれと砥ぎに出せるものではありません。となると、現在ヤフオクに出回る錆び身で砥ぎ減った刀は、いずれ切断され廃棄されるかこのまま朽ちていく事になります。砥ぎ減りしているという事は、それだけ実戦で使われ続けた代物なのでしょう・・・朽ちさせるにはおしい 勿論、有名な刀匠の作であれば上記の状態でも価値はあるのかもしれませんけど・・・

研ぎ方についてはYouTubeで研究、砥ぎ石は素人セットを専門店で購入しました。錆び身の刀は錆びの程度によりますが、荒砥という一番粗い石で砥ぎます。素人セットには最低限の人造砥石しかありませんが、本職の砥ぎ師さんは性質の違う天然の砥石や人造の砥石などを使い、これまた無数にある刀の性質にあわせて選ぶため、経験がモノを言う世界であり、素人が簡単に手を出せない理由の一つなのでしょう。そして、砥ぎで重要な砥ぎ石も、天然モノは掘り尽くしてしまってなかなか市場には出回らないため、かなり高額になっております。

砥ぐ順番は、荒砥ぎ(錆が酷い場合はここから 刃毀れなどの刀身の整形)備水砥ぎ(錆が軽い場合はここから 薄錆取りと全体の形を整える)改正名倉、中名倉、細名倉、内曇り、刃砥、地砥(下地研ぎの最終工程)
仕上げの行程  刃艶、地艶、拭い、刃取り、磨き、ナルメ、流し
相当な熱量が無いと手が出せない作業工程です。そして、作業中に少しでもキズを付けてしまうと前の行程に戻らないといけないという苦行・・・砥ぎ代にも納得
素人では完璧な作業は無理です。

覚悟を決めたところで荒砥から開始
錆が黒い点々になってしまいなかなか取れないのと、砥ぎ石を狙った場所にピンポイントに当てるのに慣れがいる・・・いきなり苦戦です。ただ、無心になって好きな事に集中する。ひさしく忘れていた気がします。何だかんだで時間を忘れて備水砥ぎまで完了、素人でも刃を立てる事は出来るようで斬れるようになりました。ただ、時間が足りず荒砥の砥ぎ跡が少し残っている。まだまだ掛かりそう

因みに鞘がないため調達
砥ぎ中は鞘に納めないらしい
納めるときには少し微調整が必要だな

続きはまた後日・・・
砥ぎ前 刃は減り錆だらけ、バランスも悪い
形を崩さぬように意識、錆はなくなったが、まだバランスが悪い気がする。
ちょい改正砥ぎ掛けました。刃が余りない
棟には打ち込みされた跡があり錆を纏っている

刀剣に魅せられて5

2024年2月27日

相変わらず寒い日が続き、数日前の温かさが嘘のようで春が待ち遠しいです。2月は天候次第で配達スタッフに負担を掛けてしまうので、一年で一番気の重い月であります。

さて、久しぶりに刀剣のお話

天下五剣と言われる日本刀があります。
「童子切安綱」(どうじぎりやすつな)、「三日月宗近」(みかづきむねちか)、「鬼丸国綱」(おにまるくにつな)、「大典太光世」(おおでんたみつよ)、「数珠丸恒次」(じゅずまるつねつぐ)。この五振りの刀は、何時の頃からか日本刀の中で最高傑作と言われ、代わる代わる時の権力者たちが所持しておりました。現在では、博物館やお寺、皇室で所蔵されているものもあり、常に展示されているわけではないので中々お目に掛かれるものではありません。御開帳のチャンスがあれば見てみたい逸品です。

今回ヤフオクで見つけたのは、三日月宗近を作刀した平安時代 山城国(現京都府南部) 日本刀最初期の刀工「三条宗近」
とても優美な作風の刀工であり、天下五剣に数えられる三日月宗近の号「三日月」は、三日月のように見える刃文が由来でその美しさは、「天下五剣の中でも最上級」と言われるほどの名刀です。
刀剣ワールド様 参照
著名な歴史人物では後鳥羽上皇、源義経、武蔵坊弁慶、静御前が刀、薙刀を所持していたとか・・・

今回見つけた刀?太刀?も無銘のため実際には誰が打ったのかもいつの時代に作られたかも不明です。しかし、鞘書きには三条宗近と書いてあり、奉納の文字が書かれております。元は神社に奉納された刀のようですね。無銘に偽物無し本物と思いましょう。
刀身は長く、重量もそれなりにあり、真黒な錆で覆われた生茎(打たれてから手を加えられていない茎)はかなり古い年代のようです。(相当古い代物ですが三条宗近の打った刀であれば1000年くらい前の刀になります。) 刃は細直刃でよく切れそう・・・優美なれど長身に重いだけあって、使いこなすにはかなりの修練を積まないといけないでしょう。刀身に目立った傷はないのですが、残念な事に鍔元から少し上に小さなハギレあり

神社に奉納されていたということは、天下泰平を願って打たれたのか、もう戦に使われないように納められた刀なのか・・・先人たちの想いを引き継ぎ大切にしたい一振りです。
奉納 三条宗近の文字
すらっとした綺麗な刀身
この長さは圧巻
錆が黒くなるのはかなりの時がたっている証

オンライン新聞を使ってみて

2024年2月15日

毎日新聞、スポーツニッポン、福島民報、日経新聞、各紙オンライン新聞のサービスが始まっておりますが、最近になって福島民報のみ、紙面はオンラインで購読しております。

最初は拡大したり縮小したりで非常に読みづらいと思っておりましたが、使い方を覚えると中々に便利な事に気づきます。スマホの小さい画面で新聞を読むなんて使いづらく思うかもしれませんが、なんでもチャレンジしてみるものですね。また、出張で県外に行っても、朝の5時くらいには地元の朝刊が読めるのはやはり画期的です。天候により新聞が遅れていても、遅れに関係なく読めるし、時間が無い時などは、記事一覧を開くと整理された記事がずらっと並び、読みたい記事が選びやすいです。慣れると非常に読みやすく便利だなと感じました。

もし、オンライン新聞に興味を持ったけど、登録方法がわからないなどありましたら、遠慮なくお近くの販売店までご連絡ください。現在、紙の福島民報をご購読の読者様は無料で利用できます。

勿論、紙の紙面は読みやすく読んでいて満足感があり折込広告が入ります。なので、紙とデジタルを上手く使い分けていけばよいと思います。また、オンライン新聞は子供の視野を広げるための教材として一役買えることは間違いないです。

オンライン新聞について詳しくは、福島民報HPまで

最後に、AIに聞いた教育に有効なオンライン新聞の活用

  1. 最新の情報へのアクセス: オンライン新聞は最新のニュースやトピックにアクセスできるため、教育者や生徒が最新の情報に基づいて学習することができます。特に社会科や現代史の授業では、最新の出来事を理解するために必要です。

  2. 多様な視点の提供: オンライン新聞は、さまざまな立場や視点からの記事を提供することができます。教育者は生徒たちに異なる意見や視点を示し、批判的思考を促進するためにこれらの記事を活用できます。

  3. ディスカッションの促進: オンライン新聞の記事は、クラスでのディスカッションの素材として活用できます。生徒たちは記事について意見を交換し、情報を共有することで、議論スキルやコミュニケーション能力を向上させることができます。

  4. 情報リテラシーの向上: オンライン新聞を使用することで、生徒たちは情報の信頼性を評価し、信頼できる情報源を見分けるスキルを身に付けることができます。偽情報やバイアスのある情報を見極める能力は、現代社会で非常に重要です。

  5. プロジェクトやレポートの補助: 生徒たちがプロジェクトやレポートを作成する際には、オンライン新聞から情報や引用を収集することができます。これにより、研究スキルや情報のまとめ方を学ぶことができます。

  6. 教材の補完: オンライン新聞は教科書や教材を補完する役割を果たすことができます。特に実践的な教育や現実世界の例を示す際に、実際の出来事や事例を挙げることが有効です。

これらの利点からも分かるように、オンライン新聞は教育において非常に有用です。教育者や生徒は、情報を活用し、批判的思考を養うために積極的にこれらのリソースを活用すべきです。

さすがAI素晴らしい答えが返ってきますね。
アナログもデジタルも使い分けが大切です。


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